人生に、漠然とした不安を抱え
「このままでいいのか?」
という思いがつきまとう日々
変わりたいけど、変わるきっかけがない
満たされない若者達の心に
火を灯す「心の道場」
応募申し込み方法
内弟子道場とは
佛心宗福厳寺では、令和2年より「内弟子(修行僧)」の育成道場を開堂しました。
修行期間は1年間です。1年の修行を修了した後は、僧侶として生きるもよし、社会人として働くのも良し。
いずれにしても、期間内は得度し福厳寺の修行僧として寝食し、仏教者としての人格と感性(能力)の養成を行います。
佛心宗の修行カリキュラムは、従来の伝統仏教のどの修行道場とも違い、一般社会とかけ離れた修養をするわけではありません。
むしろどこの社会においても、組織においても、能力を発揮できるリーダーとしての心構えと、他と協調して物事を遂行していく実行力を養います。
そのための修行として、佛心宗の教義に基づき、心技体を修練し、社会の一隅を照らすことが出来る堂々たる僧を養成します。
「3つの芽」を育てます
1. 慈悲心
2. 知恵
3. 仏性
修行期間について
修行開始時期:要相談
修行期間:1年間
修行期間が終了した後は、引き続き佛心僧として活動することも、社会生活に復帰することも可能です。
いずれにせよ「1年」という期間は、長いようで短いものです。
決して楽な修行ではありませんが、その後の人生に大きな自信と可能性をもたらすことでしょう。
修行での学び
佛心宗の教義(歴史佛心学、経典佛心学、体系佛心学、実践佛心学等)
僧としての身体作法、儀式所作、法要法
身体調整法、身体鍛錬法
坐禅瞑想法・集中法・自身との向き合い方
書道・文章法・料理法
発声法・話法・対話関係構築法(コミュニケーション法)
その他、僧として、社会のリーダーとして必要な、あらゆる内容
福厳寺年中行事や他寺院への外部研修、地域貢献など、幅広く学び、実践していただきます。
弟子の心得(日常五心)
一、「はい」という素直な心
一、「すみません」という反省の心
一、「どうぞ」という謙譲の心
一、「私がやります」という奉仕の心
一、「ありがとう」という感謝の心
私たちの願い(誓願)
一、底抜けに人を信ずる人間となろう
一、喜んで与える人間となろう
一、命を大切にする人間となろう
一、考え深い人間となろう
一、使命に生きる人間となろう 一、規律ある幸せを喜ぶ人間となろう
修行僧の声
これまでの10ヶ月を振り返って
心の底から楽しめていない、どこか満たされない感覚がずっとありました。
Q:内弟子道場に入ろうと思ったキッカケは?
きっかけは、大愚和尚の一問一答を見たことです。いつも動画をみて良い話を聞いただけで終わってしまっていたので、いつか直接学ぶ機会があればと思っていたところに、ちょうど内弟子道場がはじまると聞いて、行くしかないと思い決断しました。
人生に特別何か不満があったわけではないのですが、大学の頃から漠然とした不安や、このままでいいのか、という思いがずっとありました。友達と飲みに行ったり、バイトしたり、楽しい時もありましたが、心の底から楽しめていない自分、無理をしている自分、どこか満たされない感覚がずっとありまして。でも、どうしていいのかもわからず、悶々としていました。
ちょうど社会人になって1年目だったので、3年間働いたお金を貯めて、そのお金で、内弟子道場に申し込みました。本当はもっと早く入門したかったのですが、いろいろな誘惑に負けてお金を貯めるのに時間がかかってしまいました。
Q:実際に入門してどうでしたか?
何も考えておらず、とにかく飛び込んできてしまったという状況でしたが、あらゆることがこれまでと違いすぎて、全てにおいて戸惑いました。
これからどんなことが始まるんだろうと、怯えていましたが、一緒に修行をする仲間に助けられながら、なんとかこれまでやってこれました。
Q:どのような心身の変化がありましたか?
まず、食事がとても美味しく感じられるようになりました。朝から晩まで動きっぱなしでお腹がぺこぺこになるので、食べているものは質素なものですが、これまで食べてきたどんなご馳走よりも、おいしく感じています。また、体力もついてきたと思います。くたくたでも「疲れた」という言葉が出てこなくなって、まだいけると思えるようになりました。
最初のうちは何か注意を受けると、反発心がありましたが、自分では気づけない細かなことまで、指摘していただけるので素直に聞き入れた方が自分のためになると思ってからは、受け入れられるようになりました。もっと巧みに生きられるようになりたいです。
Q:今後入門を考えている人へ何かメッセージを
私の勝友、善友になってほしいです。一人だとすぐに欲に負けてへこたれてしまうことも、仲間が善友がいると、自分を律していけるのがありがたいので、是非あたらしい人に入ってきてほしいですね。
集中して取り組むことが多いので、心を乱されることは少なくなったと感じます。
Q:内弟子道場に入ろうと思ったキッカケは?
一番最初は、住職のYouTubeを見たことがきっかけだったのですが、その後佛心僧学院を受講して、授戒会を受けて、内弟子道場に入りました。私は何か一つのことに没頭すると、とことん入り込むタイプだったのもありますが、一度自分の人生の区切りとして、今までと全然違うことにチャレンジしてみようと思っていたことも大きいと思います。
大愚和尚の一問一答に行き当たった理由は、いろいろな人間関係がうまくいかず、楽しい時もあったんですが、疲れたり、長続きせず、そのことで悩んでいた時期だったんです。そんな自分を変えたいと思っていたタイミングで、一問一答に出会って、自分に合う動画をあさって見ていました。 いろいろな、悩みや相談に対して、これほどまでに明確に答えている人は、今まで見たことがなくて、そんな時に佛心僧学院のお知らせがあったので、仏教を学んでみようと思い受講しました。
その頃は会社に行ってもあまり面白くなかったですし、ある程度収入も得ていましたが、ほしいものを買っても、どこかむなしくて、満足感がなかったです。
これから生きていく上で、このままの人生を続けるよりも、内弟子道場で2年の修行をした方が、その後の人生が楽しくなる予感がしていました。
Q:実際に入門してどう感じていますか?
最初のうちは、何もわからずいろいろと、注意やお叱りを受けることも多く、生活に慣れることがつらかったですね。実際3、4日目には帰りたくなっていましたし。でも、同期の方や、先輩に支えられてなんとかやってこれたと思います。
Q:10ヶ月経って何か心境の変化はありますか?
浮き沈みの激しい性格で、落ち込んでいる時はなかなか上がって来れなかったのですが、今は落ち込んでも引きずることが少なくなったように思います。
私の場合は、人間よりも、動物や植物たちの命に意識があって、畑の作物が育つ様子や、ヤギや豚の世話を通じて動物たちの気持ちがわかるようになってきたような気がします。今までだと、時間があればネットを見て心を乱されながら過ごしていましたが、今はお経を覚えたり、作務をしたり、料理を作ったり、集中して取り組むことが多いので、心を乱されることは少なくなってきていると感じます。あと姿勢も良くなりました。
Q:今後入門を考えている人へ何かメッセージを
自分と同じ思いを持っている人であれば、ぜひ来ていただきたいです。頭で考えて迷っているだけでは、何も変わらないので、勇気を持って行動して、その後のことは自分がそうだったように何とかなりますので、勇気をもって飛び込んでみてはいかがでしょうか。
応募資格
以下をよくお読みください。
佛心会員であること
佛心僧学院を修了していること
大愚道場へ3回以上参加していること
20歳〜35歳までの、修行生活に適応できる体力と精神力を持った健康な男性
精神的に、経済的に、自立している方
相手のことを思いやり、協調して、修行生活を送ることができる方
仏道修行者(僧侶)として、心身の向上を目指す方
※経験、学歴、国籍は問いません。
※生活保護など、自立支援を受けておられる方は受け入れることはできません。
※生活施設の都合上、現時点では女性を受け入れることができません。予めご了承ください。
必要経費について
経費は1年間で合計120万円かかります。入門手続きの際にお納めください。
(分割での支払いは事務局へご相談ください)
1年間の必要経費:合計120万円
入所費 | 5万円(初年度のみ) |
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生活費 | 36万円(食費・光熱費含む) |
設備教材費 | 24万円(学習教材・テキスト代含む) |
研修費 | 40万円(道具・備品使用代含む) |
法衣費 | 15万円(着物・衣・袈裟・作務衣・白衣・襦袢・足袋など含む) |
入門の流れ
内弟子道場への応募申込み
募集内容をよく読み、内弟子入門へ向けての覚悟を持って、ご応募ください。
選考結果の通達
厳正な書類選考を経て、入門を許可された方には、3月上旬にメールにて結果をお伝えします。
内弟子道場への入門開始
入門手続き、受け入れ準備が整い次第、順次入門をしていただきます。
よくある質問と回答
費用を親に工面してもらうことは可能ですか?
はい、可能です。しかし内弟子として修行をするのはあくまでも本人です。
費用を工面してもらったとしても、自らを向上させる覚悟のない方は、受け入れたとしても長く続かない場合が多く見受けられます。あくまで本人の意思を重視します。
女性でも受け入れてもらえますか?
いいえ。現時点では、内弟子としてあらたに女性を受け入れることはしておりません。
あらかじめご理解、ご協力をお願い致します。
修行中の通院(病院)は可能ですか?
難しいです。症状にもよりますが、基本的に心身ともに健康な男性を募集しますので、通院が必要な状態での入門では、厳しい修行についていけない可能性もあります。内弟子の募集は今期限りではありませんので、できるだけ、体調を整えられてから、ご応募ください。
僧侶にならなければいけませんか?
いいえ。必ずしも僧侶を続ける必要はありません。しかし内弟子として修行生活に励む上では、大愚和尚から安名(僧侶としての名前)と戒律、さらには衣を授かり、佛心宗の僧侶として、仏教者のあり方を修行していただきます。
食事はどのようなものですか?
食事は野菜中心の精進料理を食べます。規則正しい時間に、活動に必要な最低限の食事をとっていただくと同時に、その食事をいただく意義(命を頂く)を実感し、感謝の気持ちを育みます。
どのような修行内容ですか?
朝は5時に起床し、本堂での読経から1日をスタートします。日中は作務(さむ)といって、堂内の清掃や、境内の掃き掃除から、儀式や法要の準備運営、その他、仏教座学や、書道などさまざまな取り組みを行い、仏教者としての人格と感性を磨きます。
また、修行は誰かの指示を待つような、受け身の姿勢ではなく、自分から問題や課題を見つけ、自ら求め行動する姿勢が非常に大事です。
何かサービスを受けさせてもらうという考えは捨ててください。
現時点で費用が用意できないのですが?
入門費用の、後払いは受け付けることができません。ご自身で費用を工面するところから、すでに内弟子道場の修行は始まっています。その覚悟と行動をもって、最低限の受け入れ基準としますので、なんとかしてくれるだろうという依存した考えは認めません。
家族や友人との面会は可能ですか?
修行中は、何かしら事情がある場合をのぞき、基本的には外部の方との面会は控えてもらいます。1年間の修行は長いようであっという間です、せっかくの貴重な時間を、自身の向上のさまたげになること(自身の感情を乱すこと、せっかくの覚悟が揺らぐ可能性があること)に費やすのはもったいないことです。
とくに入門初日からの100日間は、集中して自分と向き合う期間として、外部との接触の一切を断ち、これまでの習慣や思考を捨て、仏道修行に没頭してもらいます。
大愚和尚に直接指導してもらえるのですか?
いいえ。大愚和尚は住職としての公務がありますので、内弟子の指導は、古参の兄弟子が行います。ですが特別な仏教講義や、福厳寺全体で行う行事や作務は、大愚和尚はじめ山内の僧侶全員で取り組みます。
お問い合わせ
お寺の業務の都合上、できるだけ電話での問い合わせ相談は控えてください。
住職紹介
大愚 元勝 (たいぐ げんしょう)
佛心宗 大叢山福厳寺住職。(株)慈光マネジメント代表取締役。慈光グループ会長。佛心僧学院学長。
僧名「大愚」は、大バカ者=何にもとらわれない自由な境地に達した者の意。 駒澤大学、曹洞宗大本山総持寺を経て、愛知学院大学大学院にて文学修士を取得。 僧侶、事業家、作家・講演家、セラピスト、空手家と5つの顔を持ち、「僧にあらず俗にあらず」を体現する異色の僧侶。
愛知県小牧市に540年の歴史を誇る禅寺、福厳寺の弟子として育つ。3歳で経を習い5歳で葬儀デビュー、10歳で僧籍を取得するも、厳しい師匠や堅苦しいしきたり、「お寺の子」と噂される重圧に反発して寺を飛び出す。
32歳で起業。慈悲心を具現化したいと、複数の事業を立ち上げて軌道に乗せる。社員教育は人間教育であることを実感し、40歳を目前に寺に戻ることを決意。 事業を後進に引き継ぎ、インドから日本に到るまでの仏教伝道ルートをはじめとする世界23カ国を遊行し、現代における寺や僧侶のあり方を問う。
平成27年に福厳寺31代住職に就任。令和元年には、仏教の本質に立ち返って「慈悲心、知恵、仏性を育む」ことを宗旨とする佛心宗を興し、従来の慣習や常識にとらわれない、会員制寺院として新たなスタートを切る。
現在は、住職としての職務のほか、内弟子僧侶の育成、インターネットを通じて仏教の本質と実生活への応用を学ぶことができる「佛心僧学院」、心技体を備えた次世代の経営者を育成する「仏教経営マンダラ研究会」を開催するなど、様々な切り口から仏教を伝えている。
今後は、人口減少、少子高齢化によって消滅しつつある地方寺院の復興モデルとして、「テンプルステイ」や「寺町構想」を計画。「人づくリ、生きがいづくり、町づくり」をテーマに、「心も生活も豊かな、小さくとも美しい寺町を作ろう」と提案する「寺町構想」には、国内外の経営者から関心が集まっている。 また、過食、拒食、リストカットを繰り返す少女の母親からの相談をきっかけに始めた、動画配信サービスYouTubeでのお悩み相談番組、『大愚和尚の一問一答』は、62万登録を超え、その数は増え続けている。
大愚和尚の書籍
佛心宗 内弟子道場
【事務局所在地】
〒485-0802
愛知県小牧市大草5229番地 福厳寺内
【ご連絡先】
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